ナガノゴリ 若魚
【沖縄本島の河川で撮影した ナガノゴリ若魚 の水中写真】
厚生労働省にアルコール対策室が設置された事で、お酒の安売り禁止・料金の値上げ・酒税UP・お店での飲み放題が禁止になるなどの各種規制が噂される中、神社境内での露天や公園へのお酒持ち込み禁止などが物議を醸し出している。
個人的には、健康志向や酒席でのマナー問題、飲酒運転、アルハラ(アルコールハラスメント)といった観点から、今後そういう方向性も許容されていく世の中になるんだろうなという気がしている。
そもそも「飲み放題」って、昔はなかったような気がする。
ナガノゴリ 若魚
写真はナガノゴリの若魚。
先日も書いた通り、日本の固有種と言われており、種子島、屋久島、琉球列島にだけ生息しているハゼの仲間。
写真のナガノゴリは感潮域最上流域で撮影したものだが、1時間半の間、肘から先しか動かさなかったため、最後のほうは全身が痺れて動けなくなる寸前だった。
干潮の時間帯に行ったため、ハウジングのファインダーがぎりぎり水に水面下に入るかどうかの水深で撮影したもの。
淵のような流れの緩やかな場所で半径50cm以内に5個体以上は居たような気がする。
ナガノゴリは、幼魚・若魚などの成長ステージには関係なく、河川の感潮域上流から中流域、渓流域までの環境に生息しており、観察している限りでは淵など流れが緩やかになっている礫底を好んでいるようだ。
写真のナガノゴリは、全長7cm程度。
ナガノゴリ(若魚)の外観特徴
体は黄土色。
体側中央に黒色縦帯が1本走ることで近似種と区別できる。
但し体色が薄い時は、2本に見える縦帯となる。
また、生時は頭側に小さな青色点がまばらに散在していることもナガノゴリの特徴。
ナガノゴリの分布
ナガノゴリは日本固有種であり、種子島以南からのみ報告がある。
和名 : ナガノゴリ(スズキ目 / ハゼ亜目 / ハゼ科 / ゴビオネルス亜科 / チチブ属)
学名 : Tridentiger kuroiwae
撮影場所 : 沖縄本島 河川
撮影水深 : -0.2m