ヤクシマキツネウオ幼魚
12年間使っていたダイコン(ダイビングコンピュータ)がついに壊れた。
ので、新たにSUUNTOのダイコンに買い替えたが減圧に関しては噂通り超厳しい。まあ厳しいほうが体には優しいが毎日潜り込むガイド業には不向きかも知れない。
写真はヤクシマキツネウオの幼魚。潮通しの良い礁斜面で撮影したものです。
ヤクシマキツネウオは、イトヨリダイ科キツネウオ属の魚類。
沖縄本島のダイビングではザ・キツネウオのほうが圧倒的に多く、ヤクシマキツネウオは少ないように思います。
昔は、プリンセスモノクロブリームとかキツネウオ属の一種とされていた魚ですが、屋久島では個体群が見られることや繁殖行動が常に観察されるということから和名に地名が冠された経緯がある(らしい)。
ヤクシマキツネウオの幼魚は、ブルーの体色に黄色い縦線が入るが、その左右の黄色縦線が頭部でつながることで区別が可能です。
比較用にザ・キツネウオ(Pentapodus caninus )幼魚の写真を3枚目に貼りましたが、黄色縦線が頭部でもつながることなく、そのまま切れて終わっていることが分かりますね。
キツネウオの幼魚
ザ・キツネウオの幼魚は、黄色縦線が頭部でもつながっておらず、尾柄部の両端に黒点がある。
ヤクシマキツネウオは、屋久島、琉球列島、中・西部太平洋の熱帯域に分布する。
和名 : ヤクシマキツネウオ(幼魚)
学名 : Pentapodus aureofasciatus
撮影日 : 2013年7月27日
撮影場所 : 沖縄本島西海岸
撮影水深 : -29m