オキゴンベ
離れた場所にある台風19号(ウサギ)の影響で沖縄本島は強風に見舞われています。明晩には910hPaまで強まり、波の高さも5mまで上がる予報。八重山は波高8mの予報が出ているので航空便にも欠航などの影響が出るかも知れませんね。
沖縄本島としては、その次に燻っている熱帯低気圧がちょっと危険な気がします。
出来れば来て欲しくないんですが・・・
写真は、『オキゴンベ』。
ゴンベ科に属する魚類です。
本来はある程度の水深に生息しているはずなのですが、沖縄本島の東海岸「レッドビーチ」では水深の浅い場所で見ることができます。
あのビーチでは、『クダゴンベ』や『センネンダイ』も(レッドビーチに通い詰めていた頃は)同様に浅い水深で観察することが出来ました。
オキゴンベについては、過去のフォルダを探してみても真横ショットがなかったため、取りあえず見付かった写真の中から特徴が分かりそうなものだけを投稿しておきます。
オキゴンベの特徴として、体色が一様に黄色で、体側に不明瞭な暗色斑がある。背鰭は無斑。体高は高く、体長の43%~45%。眼隔域(眼と眼の間)には鱗がない。背鰭軟条数は12以下であることなどが挙げられる。
オキゴンベは、新潟県佐渡、山口県日本海沿岸、長崎、千葉県館山~九州南岸の太平洋沿岸、屋久島、琉球列島;済州島、台湾、広東・広西省、フィリピン諸島、バリ島での観察記録がある。
和名 : オキゴンベ(スズキ目ゴンベ科オキゴンベ属)
学名 : Cirrhitichthys aureus
撮影日 : (写真上)2008年2月10日 (写真中央・写真下)2008年12月6日
撮影場所 : 沖縄本島東海岸
撮影水深 : -8m