クモハゼ 幼魚
【沖縄本島 河川 汽水域 で撮影した クモハゼ 幼魚 水中写真】
昨夜、自宅風呂場で、ぎっくり腰をやってしまったっぽい。
激痛の日曜日。
初めての経験だが、座っても立っても寝ても非常に疲れる。
昨日は、子供たちを長い時間抱っこしていたからなのか、普段からの蓄積なのかは分からないが、しばらく腰に負担のかかる事は避けよう。
河川の感潮域上流で クモハゼ
写真は、 クモハゼ の 幼魚 。
河川の中でも、潮の満ち引きの影響を受けるギリギリの場所で、そのエリアは感潮域上流と呼ばれている。
川に行った時は、干潮だった為か見かけることはなく、潮がそれなりに満ちてきてから、一気に見つかり始めたハゼ。
今まではタイドプールでしか見たことがなかったので、他のハゼだと思っていたが、まさか クモハゼ の 幼魚 だとは思わなかった。
成魚になると海に近いほうへ下るのかも知れないが、まさか ナガノゴリ ・ テンジクカワアナゴ ・ チチブモドキ と同じ環境に生息しているとは。
汽水域って、まだまだ奥が深いなと。

クモハゼ 成魚 については、 クモハゼ で 水中写真 を掲載
※クモハゼが属する “クモハゼ属" は、明仁親王と目黒氏により分類学的検討が行われ、日本産は6種とされていましたが、その後に4種が追加されて10種が分布する事が判明しました。大西洋、インド・太平洋の温~熱帯域からはおよそ25種が知られており、その内の10種が上述した日本産となります。
クモハゼ 幼魚 の外観特徴
クモハゼ 幼魚 の第一背鰭上部には、明色帯があり前から後ろまで伸びており、その下に暗色帯があることで分かりやすい。
また、体側に中央から下部に向かって伸びる黒色斑が縦裂するなどで近似する " クロヤハズハゼ " と区別される。
写真を拡大して判別する場合、胸鰭の遊離分枝鰭条は3本となる。
(よく見ると、鰭条が枝毛の様に分かれている)。
クモハゼ の分布
クモハゼは、伊豆諸島、小笠原諸島、千葉県勝浦~屋久島・種子島の太平洋沿岸、石川県能登半島~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、トカラ列島、琉球列島;朝鮮半島南岸、済州島、台湾北岸・南岸、澎湖諸島、広東省、海南島、西沙群島、インド-太平洋(紅海とハワイ諸島を含む;ライン諸島まで)からの報告がある。
和名 : クモハゼ ( スズキ目 ハゼ亜目 ハゼ科 クモハゼ属 )
学名 : Bathygobius fuscus
撮影場所 : 沖縄本島 北部 河川 感潮域上流
撮影水深 : -0.2m
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